日常と建築

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大工 天井ボード 下地①

今回は、天井ボードの下地(軽天)の取り付け方をご紹介したいと思います。

 

まず、天井ボードの下地とは、何かということですが、簡単に言うと、家の天井を支えるものになります。

 

みなさんの家の天井も、下地があって天井を支える役割をしています。

 

下の写真が、天井が出来上がる前段階の下地です。

 

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では、この下地の取り付け手順ですが、最初に軽天の取付け位置の墨出しをします。

 

墨出しとは、取付け位置に線を出していくことです。この時、墨壺という道具を使って、軽天の高さがズレないように線を書いていきます。

 

墨出しの高さ位置(軽天の高さ)は、床からの天井の高さに、天井ボードの厚みとクロスの厚み分を加えた高さになります。

 

天井ボードの厚みが12.5mm

クロスの厚みが1〜2mm

 

例えば、天井の高さが2500mmの場合は、約2515mmの位置に線を出します(1〜2mm少々多めにしているのは、天井ボードの重みで少し下がってしまうのと、施工誤差等を考慮しているため)。

 

次回は、ランナーの取付けをご紹介します。