フロア貼り 掃き出しでの納め
こんにちは。
縁側でのフローリング貼りです。
掃き出しからフローリングを貼っても良いのですが、壁や敷居で突きつけとなり、逃げがなくピッタリでフロアを切らないといけないので、とても難しいため掃き出しで逃げるようにします。
縁側の幅が3尺5寸程あり、3列フローリングを貼り終え、最後の1列を掃き出しで納めていきます。
まず、掃き出しから3列目のフローリングまでの寸法を拾います。この時、ある程度ピッタリの寸法でフロアを切ります。ある程度ピッタリにするのは、最後の列のフロアを貼る際に、掃き出し側からフロアを叩けないため、フロア間のオスとメスがつかなく、隙間ができてしまいます。
そのため、ピッタリの寸法にする事で、掃き出しからフロアを押してくれるので、フロアの接続部の隙間がなくなります。
次に、フロアをピッタリで切ってあると、フロアのオスがメスに入らないので、フロアのメス部分、下部を切ります。
〈切断前〉
〈切断後〉
一度、はめてみて接続部もきれいに納まるのであれば、床ボンドを塗っていきます。
掃き出し側から入れていきます。
しかし、上手くハマりましたが、メス部分の下部を切ってしまいましたので、浮いてしまい、フロア間に段差ができてしまいます…。
段差を無くすため、木材でつっぱりようにし、上から押していきます。ボンドが固まるまで1日置きます。
翌朝…
つっぱり棒を取ってみると、段差もなくなり、差し金で当ててみても、段差がないのが分かります。
とても大変で難しい作業でしたが、上手く納った時の達成感は非常に大きかったです。敷居部分でのフローリング貼りの突きつけも非常に大変難しかったですが、やりがいがあり、次回載せていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
大工 〜電熱ベスト〜
こんにちは。
今回は、大工グッズでおすすめな道具や洋服等をご紹介したいなと思います。
ご紹介したいのは、電熱ベストです。
僕も愛用しているのですが、電源を入れると本当に暖かくて、冬の時期には最適のアイテムだと思います。
ボタンが、3段階になっていて、青、白、赤の順番に切り替えて、その時の気温に合わせられます。青が25℃、白が35℃、赤が45℃です。
また、中がアルミのような作りになっており、電源をつけなくても、暖かいです。
電池は別途です。
興味ある方、外での仕事が多い方、作業着としてでなくても、普段着としても利用できます。是非、使ってみてください。
タガログ語 〜挨拶〜
こんにちは。
今回は、言語の勉強をしたいなと思います。
挨拶は大事なので、タガログ語に興味がある方、覚えるべき必須項目です。
ではご紹介します。
最初に、「おはようございます」
僕が、ネット上で検索した事があるのですが、「おはようございます」はタガログ語で、、、
マガンダン ウマーガ
と出てくることが多いような気がします。
フィリピンに行って感じるのが、あまり使っていないじゃないかなと思います。どちらかというと、英語で、「morning」とか「good morning」で挨拶を交わしているような気がします。
マガンダン = 美しい、綺麗、良い
ウマーガ = 朝
と訳します。
マガンダンは、頻繁に使うことが多く、褒め言葉として、綺麗と言いたい時に、マガンダ ◯◯◯ と言うことが多いです。
次に、「こんにちは」
これも、マガンダンを使い、
マガンダン ハポン
を使います。
ハポン = 昼
となります。これも同じく、普段から聞くことがあまりないような気がします。フランクに「Hello」や「Hi」を使っているような気がします。
最後に、「こんばんは」
訳すと、
マガンダン ガビ
です。
ガビ = 夜
となりますが、こちらも、あまり聞き慣れなく、全く使っていないわけではないですが、英語で「good evening」を聞くことが多いかなと感じます。
以上となります。
比較的、覚えやすいかなと思うので、実際に、フィリピンに行かれた時は、使ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます♪♪
大工 ルーフィング
こんにちは。
ルーフィングの貼り方をご紹介します。
必要な道具は、ハンマータッカー(ガンタッカーでもいい)とスウェーデン用ステープルを使用しています。
ルーフィングを貼る時は、上から張ってしまうと、雨水が上から防水シートの中に入ってしまうため、基本的には、下から張っていき、下の防水シートと上の防水シートは200mm以上重ねて上へと張っていきます。
また、横のジョイントの場合は、ハウスメーカーによって変わってきますが、500mm以上重ねます。
また、タッカーで留めるコツですが、タッカーで留め過ぎてしまうと、防水シートに穴を空ける数が増えてしまい、雨水の侵入が増えてしまいます。
なので、私がしている方法ですが、風が強い時は、防水シートが風の影響で剥がれてしまうため、防水シート下辺は、剥がれない程度に多めにタッカーを打つようにしています。両端も風で剥がれないように多めに留め、中回りは、横ピッチは300mm程度、縦ピッチは、500mm程度に極力、タッカーによる穴が少なくなるようにしています。
最後に、立ち上がり部分になるところは、防水シートが500mm以上立ち上がるように貼ります。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
また、ルーフィングの貼り方で、新しい情報がありましたら、載せていくので読んでください。
in インド トイレ施工②
こんにちは。
今回も、トイレ施工の流れ、日本とは違う施工方法等、知ってもらえればと思います。そして、インドのことや、建築初心者の方が建築にもっと興味を持ってくれたら嬉しいです。
では、早速前回の続きからですが、前回が地中梁を打設して(コンクリートを流し込む作業です)、型枠を解体した所でしたね。
次は、柱を立てていきます。
日本だと、スラブと柱をまとめて打設しますが、インドだと、まとめて打設する技術がなく(もしかしたら、他の現場ではあるかも)、一つ一つの柱を人力で打設していきます。柱の立ち(柱の垂直性)も、糸に石を結び、吊るして立ちを確認します。
柱を全部打設し終わると、次はスラブです。
これも同様に、型枠を組み、人力でバケツリレー方式で、バケツにコンクリートを入れて、打設していきます。
そして、水張試験をしました。水張試験は、10cm程水を溜め、24時間置き、水漏れを確認しました。次の日に確認すると水漏れがありました。
充填による補修で、モルタル注入を行いました。これも1日程で完了し、再度、2回目水張試験を行いました。
翌朝、確認すると水漏れがなかった。
今回は、ここまでです。
次は、外壁から紹介します。