in インド トイレ施工②
こんにちは。
今回も、トイレ施工の流れ、日本とは違う施工方法等、知ってもらえればと思います。そして、インドのことや、建築初心者の方が建築にもっと興味を持ってくれたら嬉しいです。
では、早速前回の続きからですが、前回が地中梁を打設して(コンクリートを流し込む作業です)、型枠を解体した所でしたね。
次は、柱を立てていきます。
日本だと、スラブと柱をまとめて打設しますが、インドだと、まとめて打設する技術がなく(もしかしたら、他の現場ではあるかも)、一つ一つの柱を人力で打設していきます。柱の立ち(柱の垂直性)も、糸に石を結び、吊るして立ちを確認します。
柱を全部打設し終わると、次はスラブです。
これも同様に、型枠を組み、人力でバケツリレー方式で、バケツにコンクリートを入れて、打設していきます。
そして、水張試験をしました。水張試験は、10cm程水を溜め、24時間置き、水漏れを確認しました。次の日に確認すると水漏れがありました。
充填による補修で、モルタル注入を行いました。これも1日程で完了し、再度、2回目水張試験を行いました。
翌朝、確認すると水漏れがなかった。
今回は、ここまでです。
次は、外壁から紹介します。